2020年
1月下旬。春節の頃。
新型コロナという存在が話題になりました。
あっという間に感染が広まり・・・。
でもまだ、それほど深刻な事態ではなかった時に、東京の上野公園で開催された、ホットカクテルフェアにてパフォーマンスさせていただきました。
思えばこれが最後の東京でのパフォーマンスでした。
そこから、あれよあれよと世界が変わり・・・。
イベントは軒並み中止や延期に・・・。
春に開催予定だった、モリコロ大道芸フェスは秋の開催となりました。
その間に、キッズ君に教えてもらった材料を使って、衣装を作り、モリ芸にて、エトランゼは生まれ変わりました。
実は、今回のモリ芸は、選ばれて出場したわけではなく。。。
実行委員会さんの優しさから、出場させていただけました。
新しい姿で、ブルーメの丘さまにてパフォーマンスさせていただきました。
新型コロナの影響で、桑名寺町通商店街さまの大道芸は中止となっていましたが、感染が治まってきて、経済を動かそうという動きになってきたタイミングで開催された「桑名菓子博」に出演させていただきました。
仮面とか、頭のベールとか、手袋とか、少し改良しました。
実は、この紫の着物は、花フェスタ記念公園さまでのパフォーマンス用でした。
2020年の大河ドラマの主人公は明智光秀。明智光秀が産まれた場所という説がある可児市。そこにある花フェスタ記念公園さまに、大河ドラマ館が設置されると、去年、くす田さんから聞いていたので。。明智光秀の家紋は水色の桔梗。水色の桔梗柄は見つからなかったので、紫だけど、桔梗柄の着物を購入して加工したり、桔梗をたくさん使った鉢を作ったり、準備をしていたんです。
でも、新型コロナの影響で、花フェスタ記念公園さまも、長らく大道芸ができない状態でした。少し収まってきたタイミングで、しっかりと対策をした上でならパフォーマンスできるようになり、1回だけ、桔梗柄の着物と桔梗の花を置いたパフォーマンスさせていただきました。
でも、桔梗柄の着物は素敵なので。。。「和」が似合う場所なら、問題ないかな、と思って、昭和の雰囲気が残る寺町通商店街さまで使いました。
初めての衣装作り。
想像よりも大変でした。でも、完成させることで達成感があったし、パフォーマンスをしていても、充実感があります。
初めてディズニーシーで出会った、憧れの「リビングスタチューズ」にはまだまだ近づけないけれど、6年経って、やっと、あのとき演じたいと思った形に近づいたのかもしれないと思います。
2020年。
パフォーマンスの機会が少なかった分、自分と向き合って考える時間がたくさんありました。
衣装や道具は作ったけれど。
パフォーマンスの内容はあまり変わっていない。ワークショップもいくつか受けたけど。なかなか変えることができない。
こんなんじゃ、フェスやイベントで選んでもらえるようなパフォーマンスではない。
ブルーメの丘さまでの大道芸は来年から有料になるみたいだし、それ以外の場所でも、新型コロナが落ち着くまでは、なかなか大道芸はできないような気がします。
そんな現実を受け止めて。もう、引き際なのかな・・・と。
2021年10月に延期になった、亀山トリエンナーレには出場が決まっていますので。
そこに向けて、新しいパフォーマンスを考えていく。
いろいろなことにチャレンジして、パフォーマンスに繋げていけそうなら繋げていく。
必要な道具は作る。衣装も作り直す。
亀山トリエンナーレを集大成の場として、できる全てでパフォーマンスできればと思います。
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